婆星DJ:北原みのり
タイのサムイ島、という所に行ってきました。この島に来るのはもう5度目。なんでまぁ、こんなにもこの島が好きなのか、と思うに、たぶん、幼い頃のおばあちゃんちの雰囲気に、似ているのかも、と。凸凹のアスファルト、狭い道、うっそうと茂る木々で昼間も少し暗い道。海の町の、のんびりした空気。今は、もうない、子どものころの夏休みの匂い。が、するのかもな。凸凹の道を、ヘルメットかぶらないでバイクで島を走る時に感じる、うぎゃおーーーと叫びたくなるような心地よさにうっとりです。宿泊先の部屋からは、海が窓一面に見えました。
[OPENING]
朝青龍が気になります。・・・「横綱としてふさわしくない」というバッシング、ああどこかでいつか聞いたことがあるような・・・と思い出したのが、双羽黒。35歳以下の人、ついてこられるかしら? 双羽黒へのバッシングはジェネレーションギャップのようでしたが、今回の朝青龍へのバッシングは、カルチャーギャップの要素、大きいように思います。日本人に「なりきらなければ」生きていけない相撲界は、この国の「異文化」への狭量さを象徴しているようにも、感じます。みなさんは、どんな時に異文化を感じますか? ・・・ちなみに、相撲は好きですか?
[イギリス在住日本人に聞く、異文化とは?]
★イギリス在住8年、セクシュアルマイノリティに関するニュースをいつも提供してくださる ほそみゆきこさんに電話をつなぎました。「イギリス社会」で「レズビアン」で「アジア人」で「日本人」で「女で」生きるほそみさんにとって、「異文化」を感じる瞬間とはどんな時でしょう? 以外な「異文化体験」に、ビックリした私です。
[私が感じる異文化との出会い]
★セックスですね。ほんと、チンコとのセックスは毎回毎回異文化との出会いです。ナレーションする男に、レイプ願望の強い男、いろいろいますね。みなさんは、どんなセックスしてますか? そこに異文化を感じる瞬間はありますか?
[ENDING]
★イギリス在住のイラン人女性ペガーさんが、イランに強制退去を命じられています。ペガーさんは、レズビアンをオープンにしています。同性愛を法律で禁じているイランに帰国すれば、法律によって死刑、もしくはむち打ち100回の刑が確実と言われています。そのことを「承知」で強制退去を命じるのは人権侵害。とうぜん! ということで、8月28日に予定されている強制退去を撤回するよう、イギリスの移民局に抗議のメール、ファックスを流しましょう。
詳しくはhttp://pega-must-stay.cocolog-nifty.com/へ。
異文化への理解のなさ、異文化への尊重の欠如が、この世を生きにくくしている・・・。そんな思いになります。