vol. 166
恋する男たち

婆星DJ:北原みのり

[OPENING]

★先日、元中学教師が教え子をホテルに誘い、一年にわたって性交を繰り返し、DVD等で彼女の撮影していたという事件の判決がおりました。この教師は、年末に保釈されたのですが、その保釈された日に被害女性に何度も電話をかけたことで、すぐに保釈が取り消されたそうです。・・・なぜ、この男は、被害女性に何度も電話をかけたのでしょう。それも保釈されたその日に。!?

[恋する男たち]

★火を見るより明らかな「性犯罪」であっても、加害者の男たちの中には「これは恋愛なんだ」と言い張るのがいるそうです。

[セクハラを受けた時に]

★先日、同業者の男性から、思いも寄らぬ事を言われました。・・・その男性と私の間に「権力関係」は存在しないし、「なにそれ、失礼じゃん」と言うこともできたのですが、あまりのオドロキにとっさに返せない自分がいました。もし、これが日常的に起きていたら・・・どうなるのか、と考えさせられました。別に、上手に切り返さなくても、スマートに怒らなくてもいいと思うんですよね、こういう時。ただその男に二度とそんな口をきかせないために、何を言えばいいか。そんなことを考えます。

番組中に出てきたもの

■壊れる男たち■

■壊れる男たち■

作者は金子雅臣氏。労働問題に詳しく、東京都の窓口でセクハラの相談を受けてきた著者がみてきた「リアル加害者」の言葉は・・・おぞましい限り!! セクハラを男が男の問題として捉えない限り解決はできないと考える著者の「解決法」とは・・・。ぜひ読んでみて!・・・壊れる男と恋する男は・・・似ている・・・(2006年岩波新書)

 

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